澤田屋 RECRUIT

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人生を楽しむ。
その隣に、仕事があればいい。

Message
五代目代表取締役社長
黒澤晋太郎

創業から115年続く会社の採用ページなのに、こんなことを言うと驚かれるかもしれませんが、私は、これから澤田屋で働く人に「伝統を守ってほしい」とは、あまり思っていません。
もちろん、澤田屋には受け継いできた歴史があります。看板商品の「くろ玉」もあります。でも、それらを守り、次の時代につないでいくことは、経営者である私の役目です。
 
だから皆さんには、そのための力を貸していただきたい。
そんなニュアンスの方が近いと思います。

「会社のために働く」ではなく、「自分の人生のために働く」

私は澤田屋のみんなが、自分自身の人生を大切にしてほしい。
そして、仕事を通して成長し、自分が豊かになること。
さらに、その豊かさが家族や友人、周囲の人へ広がっていくこと。
それが、企業の魅力と言えるかは分からないけれど、澤田屋は、そのための場所でありたいと思っています。

会社は目的ではなく、器です。
その器をどう使うかは、一人ひとりに委ねられている。
だから私は、「人生を楽しむために、澤田屋を使ってほしい」と思っています。

仕事とプライベートは、本当はつながっている

私は、仕事も暮らしも、どちらも人生を形づくる大切な時間だと思っています。
なので、仕事とプライベートを別々のものとして切り離して考えることがあまりありません。
もちろん、OFFの時間はあります。
でも人生という視点で見れば、そのどちらも同じ人生の延長線上にあると思うんです。
仕事で学んだことは、きっと家族との関係にも活きる。
子育てで感じたことが、仕事のヒントになることもある。
友人との会話が、新しい商品づくりのきっかけになることだってあります。
だから、どちらかだけが充実していても意味がない。人生全体が豊かであってほしいと思うのです。

家族と過ごす時間。
友人と笑う時間。
自分と向き合う時間。
そういう時間があるから、また仕事も頑張れる。
私は、それぞれが自分にあった成長を、モラルをもって取り組むのが、自然体で成長していける理想的な会社だと思っています。

自分が笑顔で働いている。
ただそれだけで、家族はうれしいものです。
実は、それが本質なんじゃないでしょうか。

和菓子をつくる会社だけれど、本当につくっているのは「つながり」かもしれない

澤田屋は和菓子屋です。でも私は、自分たちがつくっているのは和菓子だけではないと思っています。ひとつのお菓子には、驚くほどたくさんの人の想いが重なっています。

材料を育てた生産者がいる。
お菓子をつくる職人がいる。
販売する人がいる。
贈る人がいる。
受け取る人がいる。

その想いが、ひとつのお菓子の中でつながっていく。
だから私は社員にも、「和菓子をつくる、その先を見てほしい」と伝えています。

例えば、夏季限定の「すもも玉」は、地域の課題に心を寄せたことから生まれました。
山梨の誇る高級すもも「貴陽」。
全国では高く評価される果物ですが、産地では規格外品が大量に捨てられている現実があります。その事実にふれて、なんとかしたいと考えました。その想いが商品になったのです。

地域の中で起きていることを見つめる。
誰かの困りごとに気づく。
そこに私たちが加わることで、結果として価値や魅力が生まれる。
それは売上をつくるためだけの商品ではなく、人と人との関係性から生まれたお菓子だからです。

だから、お菓子作りや飲食未経験の人も大歓迎です。
和菓子の技術は、入社後にしっかりと学ぶことができます。
でも、「何かやりたい」と意欲をもつこと。そして実際に一歩を踏みだし、行動できること。
その方がずっと大事だと思っています。

手仕事の価値を、未来へ残したい

いまは便利な時代です。AIもあるし、自動化も進んでいます。私自身もそうした技術を使います。でも、その時代だからこそ、人の手でしか生まれない価値があると感じています。

「くろ玉」も、多くの人が機械でつくられていると思っているかもしれません。
でも実際には、ほとんどが手作業です。

職人が素材を見極める。
手で触れる。
香りを感じる。
微妙な変化を察知する。
そうやって毎日つくられています。

私たちは、手仕事の価値、人と接する時間の価値が人間らしさをつくってゆくと考えています。
仕事を通して人が成長することもまた、そうした手仕事の中から生まれると思うのです。

いま、澤田屋は大きな変化の入り口にいる

これからの澤田屋を考えると、私はとてもわくわくしています。
新工場の計画もそのひとつです。
普通なら建て替えを選ぶところですが、私たちはリノベーションを選びました。
古いものを壊して新しくするのではなく、そこにある価値を見つけて未来につなげる。
それは、「くろ玉」を守りながら新しい挑戦をする私たちの姿勢そのものだと思ったからです。

私がつくりたいのは、工場らしくない工場です。
「くろ玉」をつくる風景の隣で子どもたちが遊んでいる。
家族がお茶を飲んでいる。
お菓子の香りが漂っている。
地域の人がふらっと立ち寄る。
そんな広場のような場所。

そこでは商品だけではなく、私たちの考え方や価値観も伝えていきたい。
そして、「くろ玉」に続く新しい山梨銘菓も生み出したいと思っています。

ただし、それは単なるヒット商品ではありません。
次の世代(子供たち)へ何かを手渡していくためのお菓子です。

私たちが大切にしている「恩送り」のように。
受け取ったものを、次の誰かへ渡していく。
その連鎖をつくることができたら、きっとお菓子はもっと面白くなる。
そして、その過程で働く私たち自身も成長できるはずです。

いまの澤田屋は、変化の入り口に立っています。
だからこそ、一緒に未来を考えてくれる人に出会いたい。
決められたレールを歩くのではなく、自分らしく成長したい人。
仕事と人生の両方を豊かにしたい人。
そんな人と一緒に、新しい澤田屋をつくっていけたらうれしいですね。